はちわれ猫ショーンと黒猫篤蔵の物語

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私は主人と猫2匹と暮らしています。

10歳の頃から実家で犬と暮らしてきましたが、猫と暮らすのは初めて。

一緒に暮らすきっかけとなったのは、はちわれ猫のショーンが我が家の庭に住み着いてしまったから。

住み着いたというより住み着かせたという方が正しいのかもしれませんが。。。

今思えば生後4,5後ヶ月くらいやったように思いますが、

真冬の寒い時期に我が家の庭に現れたショーン。

当時4歳の甥っ子が大好きな羊のショーンに似ているということで現れる度『ショーン』と呼んでいたのが名前の由来です。

たくさん家がある中で我が家を選んでくれたのは運命だったのかもしれません。

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野良猫のショーンは警戒しつつも心を開きはじめてくれていました。

でも、当時はまだ家族に迎えいれるなんて考えもしていませんでした。

きっかけとなったのは、ショーンが屋根の上に登って降りられなくなったことでした。

天気の良いある日、屋根の上にいることに気づきました。

気持ち良さそうにしていたから最初はそんなショーンを眺めていたんですが、日が暮れてきても降りてこない。

ん???

降りられない???!!!

しばらく様子をみて、降りられないことを確信しました。

でも、助けようとも屋根の上。

色々試してみるも拉致があかず。

地元の消防署に電話することにしました。

すると、野良猫は助けられないと言うんです。

人間が降りられないならすぐに出動するけども、猫は・・・と。

必死の訴え、上の方とも代わってもらうも返事は変わらず。

憤慨。

憤慨以上。

猫と人間の命に何の差があるんでしょうか???

さらに運が悪いことに雨まで降ってきて・・・

助けを求めるショーンにどんな手を尽くしても助けることは出来ず。。

再度電話してみても無駄でした。

心が痛むまま朝を迎え、また電話してみるもダメでした。

こうなったら自力で救出するしかない。

長いハシゴがいる。どこで借りれる???・・・

そして地元の電気屋さんにお願いし、貸してもらえることになりました。

でも、雨上がりの屋根は滑るからプロでもあまり登らないから危険だとおっしゃるも、心優しい電気工事士さんは手助けしてくれました。

私が梯子に上り、続いて工事士さんが命綱をつけ繋がって登ってくれたのです。

そして無事救出成功!!!!!!!!!

もうそこからショーンは間違いなく家族でした。

電気屋さんに心から感謝しました。今でも会うとその話になります 笑

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家族以外には警戒心が抜けないショーン。

誰かきたり、何かに驚くと二階に逃げます。

そして様子を伺う 笑

可愛い可愛い大切な家族の一員です。