ダックスフンド椎間板ヘルニア・ステージ4から鍼治療を選択して

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現在我が家には2匹の猫がいます。

独身の時は犬を飼っていました。

今も実家には2匹のダックスフンドが暮らしています。

最近、小林麻央さんのブログを毎日読ませてもらっています。

この間、ブログで奇跡ということについて書かれていました。

奇跡という言葉を聞くと私は実家のレン(写真真中の茶色の男の子)を思い浮かべます。

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そんなダックスフンドのレンですが、数年前椎間板ヘルニアにかかりました。

いつもかけよってきてくれるレンがその日の朝は全く動かない。

元気がないというよりもキョトンとしていたようにその時は感じました。

ん?何かおかしい??ん??

・・・

そして全く動けないことに気づきました。

ダックスフンドはヘルニアにかかりやすいとは聞いていたものの、まさかうちのレンは。。。

うちの子達は大丈夫やろう。その時までそう思っていました。

急いで獣医へ連れて行ったところ、椎間板ヘルニアと診断され、しかもステージは4か5という診断結果。

緊急に手術を要する状態でした。

でも、当時のレンはシニアにあたり、手術もリスクを伴うこと、手術費用も高額なこと、また、手術が成功しても、人間でいう下半身不随と同じで、完全に治ることはないと言われました。

家族会議を開きました。

同時に他の方法はないかと色々調べました。

調べていくと、鍼治療をされてる獣医さんにたどり着きました。

自宅から片道1時間30分かかるその獣医さんにすがる気持ちで会ってみることにしました。

受診結果は最初の獣医と同じでステージは4か5。

動けるようになるのは奇跡に近いと言われました。

ただ、先生は3ヶ月諦めず闘ってみませんかと言ってくれました。

週3日必ず受診すること。家でもマッサージを毎日行うこと。これが約束でした。

そして私達家族は手術より針治療を行うことを選択しました。

往復3時間、週3日の家族とレンの闘いの日々が始まりました。

本当に動かないレンを見ると不安にもなったし、悲しくもなったし、何でもっと早く気づいてあげれなかったんやろうと後悔も出てくるし、何も言えないレンを見るのが辛い時もありました。

でも、私達家族は諦めず、通院と毎日のマッサージ、外の空気が刺激になるよう抱きかかえての散歩をただひたすら繰り返しました。

何よりもレン自身がきっと諦めず闘っていたんだと思います。

そして、全く動かなかったレンの足にほんのちょっと、ほんのちょっとだけ反応が見れるようになってきたんです。

そして奇跡が起きました。

動けるようにはならないと言われたレンの足が動くようになって、奇跡に近いと言われていたレンの足が前と同じように動くようになったんです。

大好きなホノカアボーイという映画の中で

『奇跡って起こるから奇跡っていうんです。』というセリフがあって、

すごく心に残っていたんですが、本当にそうだと心から思いました。

奇跡は絶対起きるし、きっと自分たちで起こすものでもあると私は信じています。

だって、動けることはないと言われたレンは今も元気に動いています。

もう17歳。さすがに老いには逆らえず、足腰は衰えていますが、今も自分の足で歩いています。

私にとって間近でみた奇跡です。

麻央さん家族もきっと奇跡は起こせると遠くから応援しています。

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ヘルニアの後、元気に走るレン。