クリスマスリースの由来はご存じでしょうか?
由来は様々な説がありますが、古くは古代ローマから始まったとされています。
リースは英語で花輪・冠・輪っかという意味があります。
輪は「永遠」、「新年の幸福を祝う飾り」、「はじめも終わりもない永遠に続く神の愛」を表しています。
基本的にクリスマスリースには常緑樹、柊の実や葉をベースに多く使われます。
常緑樹(緑)には農作物の繁栄を意味し、柊の実(赤)には「太陽の炎」「キリストの流した血」を意味し、柊の葉は「魔よけ」を意味しています。
クリスマスリースは「魔よけ」「豊作祈願」「新年の幸福」を願って玄関に飾る意味合いが強く、日本のお正月に飾るしめ縄に似ています。
クリスマスリースを飾る日も決まっていて、クリスマス4週間前の11月30日に一番近い日曜日に飾るのが基本とされています。
吊るさないアドベント・クランツというリースもあります。
アドベント・クランツはリースに4本のろうそくを立て、日曜日(礼拝の日)が来る度、1本ずつろうそくに火を灯して4本のろうそくに火が灯ればクリスマスがやってくるといういわれもあるそうです。
欧米では翌年の1月6日まで、ヨーロッパでは翌年2月2日まで飾るとされているそうです。
日本のしめ縄も12月29日と12月31日に飾りはじめてはいけないという教えもありますよね。
そして我が家でもクリスマスリースを飾ろうと思い、作ってみました。
準備物はこれだけです。
牛乳パックとローズマリー(庭で植えていたものです。好きな葉でも構いません)、そしてビニールタイ。
まず、牛乳パックを好きな大きさの円形に切ります。
こんな感じです。
次に束にしたローズマリーをビニールタイでとめていきます。
これを繰り返していきます。
こんな風に全体を葉で包みます。
あとは好きな飾りをつけたり、このまま使用してもOKです。
私はライトが好きなので、100均の電飾をつけました。
置いて使用しています。
通常は4本のろうそくですが、真ん中にキャンドルを置いてみました。
玄関が明るくなります。
ローズマリーを使用したので香りもいい匂いです。
家にあるものだけで作れる簡単クリスマスリースでした。