しいたけには「原木しいたけ」と「菌床しいたけ」があるのをご存知ですか?
原木と菌床は栽培方法のことをいいます。
菌床しいたけは、おがくずを固めた20センチ四方ほどのブロック(菌床)に種コマを打ち、湿度の高い真っ暗な室内で発生を促して育てられます。
人工的に養分を与えることで、3〜6カ月のサイクルで次々に収穫できるので、1年中出荷ができるのがメリットです。
一方、原木栽培の場合は収穫までに2年間かかります。
自然の森の中の「ほだ場」(しいたけの畑)で栽培されています。
菌(種コマ)を打ち込んだクヌギの原木に、2年間かけて菌糸が這いめぐり、春と秋、気候条件によってしいたけが自然発生するため、完全なる無農薬栽培。
我が家ではそんな「原木しいたけ」を昨年の夏から育てています。
友達の実家(熊本県)で原木しいたけをたくさん育てているという話を聞きました。
帰省した際に、原木しいたけを持って帰ればとご両親に言われたそうですが、断ったという話を聞いて、「えぇーーーー!羨ましい!!!!私は育てたい!!!!」と言ったことがはじまりで、次に帰省した時に、わざわざ熊本から持って帰ってきてくれたんです。
しかも4本も(嬉)本当にありがたい限りです。
2本は2年後、2本は昨年の10月25日頃にしいたけが生えてくるものだと、我が家に4本の原木しいたけが仲間入りしました。
それは、それは楽しみで、早く秋にならないかなぁと待ち遠しくて仕方ありませんでした。
初めて育てる原木しいたけさん。
秋がはじまった頃に、白いものが生えてきて、しいたけがなった!!!!と喜んでいました。
これが、どんな風にしいたけにかわるんやろ?とわくわくしていました。
すると後日、しいたけらしい芽が別のところから生えてきました(驚)
(ん?これ、しいたけやん。。。ほんなら、この白いのは何?????????)
調べてみると、白いのは、かびの一種だったようです。
少し落ち込みつつも、生えてきたしいたけを楽しみに待ちました。
そして、収穫!!!!!
とっても美味しい!!!!
香りも歯ごたえも味も感動的なおいしさ。
昨年の秋は10個もないくらいの収穫でした。
そして、最近、またしいたけが生えだしました!!!!!
今日の雨でぐーーーんと成長して、今日は4つ食しました。
嬉しい収穫です。
「しい たけお」と名付けて、毎日、しい たけおさんと挨拶しています(笑)
夕食に、しいたけと白ネギのソテーにしました。豚キムチ、レタスときゅうりのちょれぎサラダ、ぶりの照り焼き。
レタスも自家製です。自家製は絶大なる安心感があります。
夏野菜を育てていきたいなぁ~~。
他の日の夕食は・・・
冷静パスタ。すりおろし生姜がたっぷり入っています。主人の大好物パスタです。
手羽先・パプリカ、トマト、豚肉のソテー・ブロッコリーと茹で卵のサラダ・ジャーマンポテト・にゅうめん
れんこんのはさみ揚げ・小松菜とウィンナー炒め・ポテサラ・人参グラッセ・急きょ加わったステーキ・頂いた炊き込みご飯
明日の朝にはさらに増えている原木しいたけの、しい たけおさんに会うのを楽しみししています。